タイ旅行アルバム(1999.2/7〜2/11)

バンコクには犬が多い。そこら中にいる。首輪も無く、つながれもせず、彼らは自由だ。かといって人に付いてきたり、吼えたりという事も無く、おとなしい。道のあちこちで昼寝しているから、うっかりしてると踏みそうにもなる。
 ふと、幕末に来日したある西洋人の手記が頭に浮かんだ。

 「ペテルブルク、コンスタンチノープル、カイロ、カルカッタ、北京では、犬は大変狂暴で、われわれの乗っている馬やラクダに吼え立て、追いかけ回してきたものだ。 しかし日本の犬はとてもおとなしく、吼えもせず、道の真中に寝そべっている。我々が近づいても相変わらずそのままでいるので踏み殺さないようによけて通らなければならない。
(H.Schiemann 1865)

昔の日本の話だ。
 
チャオプラヤー河は幅500メートル。今までこれほど大きな河を見た事が無い。
 大小の船が行き交う。高速で荒っぽく飛ばす小型船から大型木造船まで多種多様だ。
 対岸にワットアルンが見えた。近寄らず、こうやって遠くから眺めるだけも良いもんだ。

 水上バスも乗ってみるとなかなかよかった。地元の中高生が、わいわい騒ぎながら乗り降りしている。のどかの一言に尽きる。 
 
アユタヤで象に乗ってみた。結構力強い歩みだ。重い振動が下から伝わってくる。 象は時々、立ち止まって長々とおしっこをする。
 
サドゥワクは水上市場。入り組んだ運河網に商舟がひしめき合う。多すぎて身動きできない。
 売り手はほとんどが女性。こちらが値切っても吹っかけてきて、交渉不成立ならさっさと行ってしまう。 まるで関西のおばはんだった。
 
 
 ツアーで導かれるままにカンチャナブリ鉄橋と滝へ行く。
タイだけにでっかいワイルドな滝を想像していたが、いざ着いてみると、ショボイ滝だった。
水浴びしてる子供は気持ちよさそうだ。
 
バンコクの中心、バンコクノイ駅に近づくにつれて列車は下町のようなところを通る。線路沿いに家が密集していて洗濯物が揺れている。
 人々は列車が来ていても平気で線路上を往来し、列車がその人通りを避けながらノロノロとゆく。
 
さようなら。


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